人材育成におけるゲーム形式の研修の例は、下記の通りです。
- 互いのイメージを交換するゲーム
- 課題を発見し、チームで解決に導くゲーム
- チームで協力しないと答えが導けないゲーム
- コミュニケーションを学ぶゲーム
などがあり、以下のような効果が期待できます。
- 複雑なシステムを分かりやすくして覚える
- 創造性や人前で説明するスキルを身に付ける
- チームワークの重要性を意識する
- 相手を素直に見るコミュニケーションを身に付ける
- 研修を楽しめる
ゲームの種類はさまざまなので適したものを選ぶとよいでしょう。
互いの緊張をほぐすゲームや課題解決のゲーム
例として、緊張をほぐす効果がある「イメージを交換するゲーム」を見てみます。イメージ交換ゲームは、
- 不慣れから来る互いの緊張をときほぐす
- コミュニケーションや対人認知力、想像力を養う
- 楽しく研修できる
といった効果があります。その他、コラボレーションゲームというものも。これはメンバー同士で情報の整理・分析・公有化を図り、課題解決をしていくものです。
- コミュニケーション
- チームワーク
- リーダーシップ
- 協調性
などを養うことができます。
自律性やチームワークを促すゲーム
現代の若年層に欠けているとされる自律性やチームワークを喚起させるゲームの一つに、「NASAゲーム」があります。
「NASAゲーム」は、月で遭難したという設定で15個のアイテムの優先順位を、個人やチームでつけていくゲーム。困難に遭遇した状況下で、グループディスカッションしながら解決に向けて進めます。目的は、お互いの意見をぶつけ合いながら、チームとして合意を得ることです。
ゲームからさまざまな要素を学ぶ
ゲームでは、
- ディスカッションができるようになる
- チームワークの重要性を知る
- 協調性を意識する
- 利益の最大化を目指す
など仕事の要素を楽しく学べます。さまざまな種類のゲームから人数や目的に適したものを選びましょう。