中途採用のデメリットはなんですか?

デメリットは、採用コストの高さとともに離職のリスクも考えなければいけない点です。

多くの企業が新卒採用と同時に中途採用の募集を行います。

中途採用は身につけているスキルや能力を見てからの採用ですから、採用後のミスマッチも少ないでしょう。採用によって自社が持っていない知識やノウハウが得られるかもしれません。

また新卒採用と異なり、通年で募集できるため人材の補充が必要なタイミングに合わせて採用できます。しかし中途採用だから生まれるデメリットもあるのです。

採用コストがかかることも

中途採用は採用にかかるコストが高くなることもあるのです。転職エージェントなどを利用すると、紹介料として想定年収の何割かを支払う場合があります。また新卒採用のように多くの採用者を1度に確保できるわけではありません。

そのため一人当たりの採用コストは高くなりやすいのです。

中途採用は定着率が低い

中途採用は一般的に新卒採用者よりも定着率が低いといわれています。

応募者の中には、何度も転職を繰り返してキャリアアップを志向する人もいるため、時間やコストをかけて採用してもすぐに退職される可能性があるのです。
さらに、転職後の社風や方針が合わないと感じ、退職する可能性もあります。

中途採用は即戦力だからとサポートを怠りがちですが、将来のキャリアパスや、転職にあたっての希望など細かなすり合わせが必要なのです。

戦力を生かすためにもデメリットを小さくする工夫を

中途採用においては、コスト面や人材の確保面で課題が生じることも多々。 しかし、中途採用が大きな戦力となることも事実です。採用担当者は、中途採用に関するデメリットの把握と解決に取り組むとよいでしょう。