講師の話をただ聞くだけの研修では、社員も飽きてしまうかと思います。
ロープレやディスカッションなどを取り入れたとしても、積極的に取り組むことができなければ「やらされている」という意識が出てしまい、あまり身につかない場合もよくあります。
社員に積極的に受講してもらうテーマとして、おすすめしたいのが「ビジネスゲーム」です。
参加型ビジネスゲームで、会社で起こり得るトラブルなどを疑似体験
ビジネスゲームとは、会社で起こる可能性のあるトラブルなどを疑似体験するゲームです。参加型で楽しみながら学ぶことができるので、受け身である講習よりも入り込みやすいかと思います。
ビジネスゲームには色々な種類がありますが、一例として下記のようなものがあります。
- コミュニケーションゲーム:言葉での伝達を鍛えるゲーム。新入社員向き
- コラボレーションゲーム:各チームに配られた情報をまとめて問題解決していくゲーム
- 協力ゲーム:チームごとにバラバラに配られたカードで図形を完成させるゲーム
- イメージ交換ゲーム:ワークシートを使ってお互いのイメージを交換し合うゲーム
- 企業内活動シミュレーションゲーム:企業に見立てたチームごとに業績を競い合うゲーム
実践的で役に立つビジネスゲーム
複数の人数で協力して取り組むビジネスゲームは、実際の仕事の場で実践的に役立つ内容が盛り込まれています。
ゲームを通じて下記のような効果が期待できます。
- 複数の人の意見や考え方を聞くことができる
- 多方向からの視点で考えることができるようになる
- 参加者とのコミュニケーションが増える
- チームでの成功体験を疑似体験できる
色々な種類のカードセットやキットなどが発売されているので、研修テーマに合った内容のゲームを探してみてください。
講習やロールプレイに飽きたらビジネスゲームを取り入れる
楽しんで取り組んでいるうちに集中し、PDCAや問題解決への行動をゲーム内で疑似体験できるというビジネスゲームは、実践で非常に役立ちます。
毎回同じような講習やロールプレイばかりで社員が飽きてしまっている場合は、ぜひゲームを取り入れてみてください。