研修担当者はあらゆる方面での業務が必要となります。社内外への業務や伝達を行うので、高いコミュニケーション力が求められます。
また、限られた日にちで計画を進めるスピード感や正確性、先を見据えた思考なども大切です。
その他に研修担当に必要なスキルとしては、以下のようなものが考えられます。
- 運営調整のスキル
- 企画力
- 研修講師としてのスキル
企画力、調整能力が必要
研修を実施するには、まず研修の企画を立てて会社の許可を取り、講師や会場の手配、日程調整、社員告知といった業務が必要になります。
担当者はそれらすべてを手配したり、自ら講師を務める場合もあります。仕事内容は多岐に渡るという心構えを持ちましょう。
スキルとして必要なのは、まず研修を企画するための企画力。そして社内外のあらゆる部門の人たちとの関わりが必要となるため、調整能力が必要になります。
また、講師としてのスキルも役立ちます。自ら講師を務めることもありますが、そうでなくても講師としての目線で企画を進めることで、研修の質も上がります。
受講者や講師の目線からもみることができる視野の広さが求められる
研修の担当者として企画を進めるうえでは、次のようなことがポイントになります。
- 研修の対象者についてよく理解する
- 受講者が理解できるまで責任を持つ
- 新人研修の場合、受講者が新人であるということを忘れず無理のない内容をこころがける
担当者としての目線だけではなく、受講者や講師の目線からもみることができる視野の広さも求められます。
人事部門の努力は社員全員の働きやすさにつながる
必要なスキルや業務内容を見ると、研修担当は大変な仕事だということがわかります。
ですが、人事部門の努力は社員全員の働きやすさにつながります。ぜひそれを忘れずに、責任をもって業務に取り組んでみてください。