理解度を測るためのアンケートやテストの内容では、次の点を網羅するようにすると良いでしょう。
- 数値的に評価できる
- 理解してほしいポイントをキーワードとして記載する
また、研修直後だけでなく研修から数か月後に再テストすることで、理解度をより一層深めることにつながります。
研修内容についてのテストを定期的に実施する
理解度を数値的に評価する際、もっともシンプルなのは、研修内容についてのテストを実施することです。理解してほしいポイントについてテストを作成し、研修直後と数か月後の再テストで理解が深まっているかを確認します。定期的にテストを実施することで、復習・リマインド効果も期待できます。
アンケートを作成する場合も5段階評価のように、数値化できる評価指標を設けると良いでしょう。
また、研修を受けていない人に同じテストをすることで、研修が有効かどうかがわかるのでおすすめです。
キーワードを記載して、理解すべき内容を明確にする
理解度を測りつつ、研修効果を高めるためには、キーワードをあえて見せることも有効です。アンケートやテストにポイントをキーワードとして記載することで、理解すべき内容が明確になります。キーワードを空欄にして回答が一致することは理想ですが、一致しなかった参加者へのフォローが必ず必要になります。
定期的なアンケートやテストでキーワードを目にする機会を設けることで、研修内容を思い出し定着させる効果も期待できます。
参加者の理解度を高めるためのアンケートやテストを実施する
アンケートやテストを実施する目的は、数値的な評価指標を使い、研修内容が適切かどうかを客観的に測ることです。さらには、参加者の理解を深めることであり、参加者をふるいにかけることではありません。その意味でも、アンケートやテストを作成する際には、あくまでも参加者の理解度を高めることを念頭に置きましょう。