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スキルセットとは仕事を進めるために必要な知識や能力のこと。今回はスキルセットについて詳しく説明します。
目次
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1.スキルセットとは?
スキルセットとは、職場や職種において必要な知識、能力、資質、経験などの組み合わせのことです。求められるスキルが時代の変化によって変わりやすいIT業界において、特に多く使われている言葉といえるでしょう。
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2.スキルセットの種類
スキルセットには大きく分けて2種類あります。ひとつは専門知識や技術などにフォーカスしたハードスキル、もうひとつはコミュニケーション能力など人間性にフォーカスしたソフトスキルです。このふたつのスキルセットについて説明します。
ソフトスキル
ソフトスキルには次のようなものが挙げられます。
- コミュニケーション能力
- リーダーシップ
- 課題解決力
- 論理的思考力
- マネジメント力
とくにコミュニケーション能力は仕事において必須といえるスキル。チームメンバーとコミュニケーションがとれないと、高い技術を持っていてもスムーズに仕事を進められなくなるからです。
ソフトスキルとは? 具体例一覧と鍛え方、ハードスキルとの違い
ソフトスキルとは、仕事をするうえでベースとなる個人の人間性のこと。今回はソフトスキルの重要性や具体例、鍛え方について解説します。
1.ソフトスキルとは?
ソフトスキルとは、仕事をするうえでベースとな...
ハードスキル
ハードスキルには次のようなものが挙げられます。
- プログラミングなどのITスキル
- データやリスクの分析
- 語学力
- 資格
- マーケティングや営業
- デザイン
従来はソフトスキルよりも重要視されてきたスキルでした。しかし近年はソフトスキルが無いとこれらのスキルが活かせないことが多いため、ソフトスキルの方が重要視されてきています。
ハードスキルとは? 重要性、例、ソフトスキル、鍛え方
ハードスキルとは、特定の専門知識や研修で得られるスキルのことです。ハードスキルとソフトスキルの重要性、ハードスキルの例、ソフトスキル、鍛え方などをくわしく解説します。
1.ハードスキルとは?
ハード...
ハードスキルと同様に、ソフトスキルも育成次第で後から身につけることができます。また、ソフトスキルは天性のスキルでもあるため、社員の素質を把握した上でそれらのスキルを最大化してあげることも重要です。
人材情報を一元管理できるカオナビなら、社員一人ひとりのソフトスキル・ハードスキルが明確に把握できます。ハードスキルを活かすためにも、不足するソフトスキルの補充、すでに備わっているソフトスキルの最大化を図るための育成プランを実行しましょう!
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3.ビジネスパーソンに求められる基本スキルセット
仕事を進めていくにあたり、業界や職種の専門知識も必要となりますが、まずはいくつかの基本的なスキルセットを身に付ける必要があります。これらは業務を遂行するときに不可欠なスキルだからです。
ここで紹介するスキルセットは、経済産業省が提唱する「社会人基礎力」にも含まれています。
社会人基礎力とは? 3つの能力・12の要素とその鍛え方を簡単に
社会人基礎力とは、さまざまな人と仕事をしていくうえで必要とされる基礎的能力のことです。
ここでは社会人基礎力の3つの能力や鍛え方について説明します。
1.社会人基礎力とは?
社会人基礎力とは、社会人...
基本スキル
- ビジネスマナー
- 文書作成スキル
- 基本的なPCスキル
などが挙げられます。
このスキルは業種や職種にかかわらず必要となるものです。電話やメールの対応、社内文書や社外文書の作成、それらを遂行するための基礎的なPCスキルなどを身に着ける必要があります。
そのため新卒で採用した社員には、これらの研修から始めることも多いでしょう。
対課題スキル
- 論理的思考力
- マネジメント力
- 分析力
などが挙げられます。
企画の立案ではまず目標を決め、その目標を達成するために必要なことを分析し、効率的かつ効果的な計画を立てます。
計画を達成するには全体のスケジュール管理が必要ですし、想定されるトラブルなども考えて対処法を考えておかなければなりません。そのため課題解決にはこれらのスキルが求められるのです。
ロジカルシンキング(論理的思考)とは? 鍛える方法を簡単に
論理的思考と訳されるロジカルシンキング。物事を体系立てて整理するための思考法として、多くの企業から注目を集めているのです。
ロジカルシンキングの意味
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具体的手法
フレー...
対人スキル
- コミュニケーション力
- プレゼンテーション力
- リーダーシップ
などが挙げられます。仕事は一人で進めていくものではなくチームで進めていくものです。そんなときに必要なのが対人スキルなのです。
このスキルを身に付け、実行することによってチームの雰囲気が良くなり、会議などでも話しやすくなることでしょう。
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自己スキル
- 自分自身の体調
- モチベーション
- ストレス
などを管理するセルフマネジメント力が挙げられます。
どれだけ仕事ができても仕事のやりすぎで体調を崩しては元も子もありません。また仕事の期限は守るためには、自分でスケジュールや優先順位をコントロールする必要があります。
このような自己管理は自分のパフォーマンスを維持または向上させることにつながります。
優秀な人材ほど、基本のスキルセットをしっかりと身につけられています。
社員がどれだけ基本のスキルセットを身につけられているかを把握し、不足するスキルセットを補充するにはカオナビの活用がおすすめです!一元管理された人材情報をもとに、社員一人ひとりのスキルセットバランスが把握可能。不足するスキルが明確化されていれば、必要な育成プランも立案しやすくなります。
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4.職業別スキルセット
職業によって求められるスキルセットは変わってきます。Webエンジニアなら技術者としてのスキルが必要ですし、マネジャーならリーダーシップなどが重視されるでしょう。
ここではさまざまな職種とそれぞれで求められるスキルセットを説明します。
Webエンジニア
Webエンジニアは、Web上で利用されるシステムやアプリケーションの設計や開発などを行う職種。求められるスキルは以下になります。
- 専門的な知識
- コミュニケーション力
- マネジメント力 など
専門的な知識は、システムやアプリを開発するためのプログラミング言語や、サーバーやネットワークを扱うために必要です。
コミュニケーション力は顧客の要望を汲み取って円滑に仕事を進めるために、マネジメント力はスケジュールどおりにプロジェクトを進めるために必要です。
システムエンジニア
システムエンジニアは、顧客が要望するシステムを開発する職種。社内システムを開発することもあります。求められるスキルは以下になります。
- 専門的な知識
- 管理力
- コミュニケーション力 など
開発するシステムによって最適なプログラム言語が異なるため、複数のプログラム言語が必要になることも少なくありません。
また、プロジェクトのリーダーやマネジャーを任された場合は、工数と対応する人員、スケジュールや予算なども管理します。
メンバーとのやり取りや顧客への対応も業務に含まれるのでコミュニケーション力も重視されるのです。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、インターネットサーバーの設計や構築や、維持管理を行う職種。求められるスキルは以下になります。
- 専門的な知識
- コミュニケーション力
- 課題解決力 など
サーバー設計の知識やインストールするソフトウェアなどの専門的知識が必要となります。また開発前に顧客からサーバーの要件をヒアリングするので、コミュニケーション力が必要です。
サーバーで障害が発生した際はすみやかに原因を特定して対応し、できるだけ早期に復旧させなければなりません。そのため課題解決力も必要です。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、コンピュータネットワークの構築や維持管理を行う職種。求められるスキルは以下になります。
- 専門的な知識
- コミュニケーション力
- 課題解決力 など
ネットワーク機器などのハードウェアやソフトウェア、そのほかのシステム、通信規格やセキュリティなどの知識や技術が必要です。
またネットワークを構築する際には自社あるいは顧客へサーバーの要件をヒアリングするため、コミュニケーション力が求められます。
ネットワークに障害が発生したら早期に原因の究明と対処をしなければならないので、課題解決力も必要となるでしょう。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、莫大なデータを収集し、それらを分析して活用方法を企業へ提案する職種。求められるスキルは以下になります。
- 専門的な知識
- 論理的思考力
- 課題解決力
- コミュニケーション力 など
機械学習やプログラム言語、統計学などの知識が必要です。データ集計やその集計結果を分かりやすくまとめ、データの傾向から考えられる原因を考え、今後の予測や仮定を立てたりするための論理的思考力が必要となります。
さらにその予測や仮説をどのように企業の課題解決に活かすか提案するため、課題解決力やコミュニケーション力も求められるでしょう。
ライター
ライターは、書籍などの印刷物やWebサイトなどに掲載される文章を書く職種。求められるスキルは以下になります。
- 論理的思考力
- SEO対策の知識
- コミュニケーション力 など
読者が読みやすい記事を制作するには文章力や構成力、客観的な根拠が必要ですが、これらは論理的思考力とも言い換えられます。またWebサイト用の文章であればSEO対策の知識も求められるでしょう。
企画から任されることもあるので、常に新しいテーマを探すために好奇心が必要かもしれません。自身をメディアに売り込み、顧客とスムーズなやり取りをするときにはコミュニケーション力も必要です。
クリエイター
クリエイターとは、何かの創作や制作にかかわる職種の総称。分野は映像や音楽、Webサイトやゲーム、アートなどさまざまです。
またプロデューサーやディレクターのように、全体の進行を管理するクリエイターもいれば、デザイナーのように一部の業務を専門にするクリエイターもいます。求められるスキルはクリエイターごとに異なりますが、主に以下になります。
- コミュニケーション力
- マネジメント力 など
コミュニケーション力は必ず要求されるでしょう。進行管理側であれば、顧客との会議から情報を引き出すヒアリング力や、企画をスケジュールどおりに進めるマネジメント力なども必要です。
営業
営業は、顧客の課題を解決するために自社の製品やサービスを提案する職種。またこのような営業活動を通して自社の利益を上げることも営業職の重要なミッションです。求められるスキルは以下になります。
- 課題解決力
- コミュニケーション力
- 論理的思考力
- 情報収集力 など
営業では顧客の潜在的な課題を引き出すためにヒアリングを行いますし、効果的な解決策として自社の製品やサービスの提案を行うため上記のスキルが必要です。
また顧客の業界や関連分野についての知識も必要となるため、情報収集力も重視される傾向にあります。
人事
人事は、企業の発展に不可欠な人材に関する業務を担当する職種。入退職や社会保険などの手続きや給与計算などの労務業務だけでなく、採用や育成、配置などタレントマネジメント業務も含まれることがあります。求められるスキルは以下になります。
- コミュニケーション力
- 課題解決力
- 情報収集力 など
人と接する機会が多いため、コミュニケーション力は必須です。相手の話を聞き出すヒアリングや、こちらの意図を正しく伝える発信力、社員が抱える問題を解決するための課題解決力も欠かせません。
また社内の人間関係や求人の市場、法令などさまざまな情報を集めるために情報収集力も必要です。
マネジャー
マネジャーは、企業や組織の目標を達成するために、人や業務などを管理する職種。求められるスキルは以下になります。
- リーダーシップ
- 意思決定力
- 論理的思考力
- コミュニケーション力 など
部署やプロジェクトなど管理する範囲はさまざまですが、管理範囲における責任者となるため、周りを巻き込むリーダーシップや、方針や戦略などを決める計画力と意思決定力、課題を解決するための分析力や論理的思考力なども必要です。
また社内外対応や部下の育成にコミュニケーション力が欠かせません。
経営者
経営者は、企業を存続させるために企業の経営をし、その経営に責任を持つ人。求められるスキルは以下になります。
- 判断力
- 実行力
- 向上心 など
企業のトップである経営者は、自社を存続あるいは成長させるために、常に企業の方向性や取り組みなどの判断を迫られます。
判断した結果、必要であればすぐに計画の立案と実施にとりかからねばなりません。また経営者として成功するためには、高い向上心も必要です。
常に高い目標を掲げて目標達成のために努力する経営者であれば、企業をより良い方向へ進めていけるでしょう。
基本のスキルセットは職業に関係なく共通するものですが、職業別に必要とされるスキルセットはさまざまです。
多様な職業が混在する組織では、すべての業務で一定の質を保つためにも、社員一人ひとりが求められるスキルセットを身につけていることが重要です。
カオナビなら、各職業の社員が必要なスキルセットを身につけているかを一元化されたデータベースより把握できます!社員一人ひとりのスキルセットが明確に可視化されるため、スキルの最大化や不足するスキルを補充するための戦略的な育成プランが立案できます。
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5.スキルセットを習得する方法
自社に必要なスキルセットを社員に習得させる場合、ハードスキルは書籍などを利用して独学で学ぶ方法もあります。
一方ソフトスキルはスクールや研修を活用すると効果的です。ここではビジネススクールや研修を活用する方法について説明します。
ビジネススクール
ビジネススクールとは、仕事に必要なスキルを身に付ける教育機関のこと。大学が提供するビジネス向けのプログラムや、企業が運営するスクールなどが挙げられます。
ビジネスにおける基本領域を体系的に勉強でき、その分野はマーケティングや経営戦略、マネジメントやリーダーシップ、労務などさまざまです。社内で学べることが少ないと感じたら、社員をビジネススクールに通わせることも検討してみましょう。
選択型研修や公開研修
選択型研修とは、自分が学びたいテーマの研修を選択して受講できる制度。社内で研修を行う場合は、講師を呼び、社員は希望するコースを受講するという流れです。なお研修の運営企業によっては、公開型研修を開催している場合もあります。
こちらは用意された会場に希望者が出向いて参加する形式。メリットは研修コストが抑えられることと、他社の社員と交流して新たな思考や人脈を得られる可能性があることです。
【必要なスキルセットを身につけて企業パフォーマンスを向上!】
自社に必要なスキルセットを明確にした上で組織の現状を把握し、社員一人ひとりに合ったスキルセットの習得方法を提供することが重要です。
\カオナビができること/
・社員のスキルセットを一元化&見える化
・伸ばすべきスキルや不足するスキルの分析
・スキル情報から社員一人ひとりに合った育成プランの立案
・研修履歴の管理、その後のアクションの検討
企業パフォーマンスを向上させるには社員一人ひとりのパフォーマンス向上が欠かせず、すべての部門で質を保った業務を遂行するには職業別スキルセットをしっかりと身につけていることが求められます。
まずは組織全体のスキルセットを把握した上で、基本スキルセットや職業別スキルセットの補充・最大化を目指しましょう!