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経営目標の達成には、従業員一人ひとりの目標達成が必要です。従業員にとっても目標を達成することは評価につながるため、重要度の高いもの。しかし、なかにはなかなか目標達成できない、効率的に目標達成できていない方もいるでしょう。
今回は目標達成について、その方法やできない原因、コツや目標達成できる人・できない人の特徴などを解説します。
目次
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1.目標達成の方法とは?
目標達成の近道は、ゴールから逆算し、実現可能な計画を立てて諦めずに取り組むこと。そのためには、適切な目標設定や達成したときのメリットを明確化する必要があります。
目標達成の方法は「適切な目標設定」「具体的なアクションの策定」「実行」の3ステップです。シンプルな方法であるため誰でも目標達成を目指せる一方、行動一つひとつの中身が重要です。ここでは、目標達成のための3ステップとポイントを解説します。
- 適切な目標設定
- 具体的なアクションの策定
- 実行
目標とは? 意味、目的やゴールとの違い、設定のコツを簡単に
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①適切な目標設定
目標達成するには、適切な目標設定が欠かせません。ゴールから逆算して計画を立てるためにも、具体的かつ期限が明確な目標を立てることがポイント。目標は、下記SMARTの法則に従って設定することがオススメです。
- Specific:具体的な
- Measurable:測定可能な
- Assignable:(誰がやるのか)割り当て可能な
- Realistic:現実的な
- Time-related:期限が明確な
一度立てた目標もSMARTを満たしているかをチェックしてみましょう。
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②具体的なアクションの策定
次に、目標達成のために必要なアクションを策定します。ゴールに到達するまでに必要なアクションをタスクとして細分化し、実際の行動に落とし込みましょう。たとえば、営業で月100万円の粗利達成を目標とした場合、下記のようにアクションを細分化し、アクションごとに目標数値を設定します。
アクション | 目標(KPI) |
新規テレアポ | 100件 |
訪問 | 20件 |
契約見込み | 10件 |
契約達成 | 5件 |
各アクションのKPIを達成することで、最終的な目標達成につながるイメージです。
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③実行
達成すべき目標とそのために必要なアクションが策定できれば、あとは実行するのみ。
実際に行動する中で達成が難しそう、何らかの理由で必要なアクションが取れないといった場合は、目標やKPI、アクションを柔軟に変更しながらその時その時でベストな行動を取ることが大切です。
計画通りに進めまなくても、失敗だととらえず投げ出さないのもポイントのひとつ。問題があれば都度修正し、根気強く目標達成に向けて行動しましょう。
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2.目標達成できない原因
目標達成できない原因は、下記のようにさまざまです。主な原因をみていきましょう。
目標が抽象的・曖昧である
曖昧・抽象的な目標は何を基準に目標達成ができたか、目標達成のためにどう行動すれば良いかの判断が難しくなります。
「営業成績をアップさせる」「問題意識をもって行動する」などがNGな目標例です。目標は達成の基準が明確になるよう、具体的な数値を用いた定量的な内容に設定しましょう。
実現不可能な目標・計画を立てている
実現不可能な目標や計画を立てている場合、その時点で取り組んでも目標達成ができないことがわかる状態です。
実現不可能だと「やっても意味がない」「どうせ無理」といったマインドに陥り、取り組む意欲やモチベーションが低下するだけでなく、チーム全体の士気を低下させてしまう恐れもあります。
大きな目標は達成できればそれだけ評価ややりがいにもつながりますが、達成できなければ意味がないため程度が重要です。
計画的に進めていない
計画を立てず、とりあえず日々の業務をこなしているだけでは目標達成も遠のいてしまいます。しかし、だからといって内容が詰まった計画を立てるのも失敗の原因です。
ゴールから逆算して「いつまでに何をどの程度完了すればよいか」明確な計画を立てると、日々の業務に目標達成のプロセスを落とし込めます。継続でき、かつ実現可能な計画を立てましょう。
目標と自分のレベルが見合っていない
目標内容や数値が適切でも、達成に必要なスキルや経験が不足しているケースもあります。チーム全体で目標を持つ場合には、すべてのメンバーが同一のスキルや経験があるとは限らない点に注意することが必要です。
目標とチームの相性は悪くないか、方向性やレベル感に乖離はないかをチェックしましょう。
目標達成の進捗管理ができていない
目標達成には、進捗管理が欠かせません。自分自身が進捗管理するだけでなく、上司が部下の進捗を管理するのも必要です。目標達成が遅れている人や未達になりそうな人を早期に発見し、適宜フォローしていきましょう。
目標達成のため、目標の達成状況や業務状況を共有・把握できる仕組みを構築してみてください。
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3.目標達成のコツ
目標達成のためには、コツを押さえることも成功のためのポイントです。目標達成を効率的に、そして意欲的に継続して取り組むためのコツを紹介します。
- 目標を細分化する
- 習慣化する
- 掲げた目標を周囲に伝える
- 周囲の人を頼る
- 達成後のメリットを見える化する
- 自分にご褒美をあげる
- 自己肯定感を高める
①目標を細分化する
最初から最終ゴールに向けて行動するのではなく、達成のためのプロセスを明確にしたうえで目標の細分化、いわゆるKPIの設定が必要です。
細分化した各目標の達成が最終的な目標の達成につながるイメージであり、着実に達成に近づいているとわかればモチベーションも高まります。KPIは進捗確認にも有効であり、達成のための具体的なアクションプランも立てやすくなります。
②習慣化する
目標達成に必要な行動が習慣化できれば、日々の業務を遂行する中で自然と目標達成に近づけるようになります。習慣化すればそれが当たり前になり、自然な行動と認識できるため、面倒・億劫などネガティブな感情を抱くことはなくなるでしょう。
「習慣化=継続」であるため、自動的に目標達成に向けた継続的な行動ができるようになります。
③掲げた目標を周囲に伝える
決めた目標を同僚や先輩、上司に宣言することもコツのひとつ。自分しか知らない目標ですと、未達でも何も思われないため「やらなきゃ」という気持ちになりにくいもの。
公言によって「逃げられない」という心理に陥り、程よいプレッシャーと責任感を持って目標達成に取り組めます。これは「一貫性の原理」と呼ばれる心理行動です。
④周囲の人を頼る
目標達成の責任は自分にあるものの、その過程で周囲の人を頼ることは達成の手段として有効です。
具体的には、目標を達成できている人からアドバイスを受ける、目標達成に関する悩みを相談したり、ヒントをもらったりなど。周囲の声を素直に聞き入れ、自分なりの方法に落とし込むなど工夫して活用することが大切です。
⑤達成後のメリットを見える化する
目標達成して何が得られるかを見える化し、理解した上で取り組むことでモチベーションが維持できます。目標を目に見える場所に掲示し、その結果どうなれるかも合わせて記載すると、目標達成の目的を見失わず取り組めます。
達成することが最終的な目的ですが、その先も見据えて行動できるようになれば達成の精度も向上するはずです。
⑥自分にご褒美をあげる
目標達成に向けて頑張っている自分を労るのも大切です。達成に近づくたびに自分にご褒美をあげて、モチベーションを高めてみましょう。
内側からのやる気が起きないとき、ご褒美を用意するとそこに向けて短期的な努力が継続できるようになります。メリハリをつけ、自分の頑張りを認めることも大切なコツです。
⑦自己肯定感を高める
自己肯定感が低い状態ですと「どうせ達成できない」といったマインドに陥ってしまいます。自己肯定感を高めることで「やればできる」と前向きな気持ちを持って行動を起こせるようになるため、自分が目標達成できたイメージを持ちながら取り組みましょう。
自己肯定感を高めるコツは、小さな成功体験を積み重ねる、自分に肯定的な言葉をかける、自分の本当の気持ちと向き合うことです。
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4.目標達成できる人、できない人の特徴
目標達成ができる人とできない人には、それぞれ特徴がみられます。なかなか目標が達成できない場合、できない人の特徴に当てはまっているかもしれません。自分がどちらに当てはまるのか、各特徴からチェックしてみましょう。
できる人の特徴
- 環境や他人のせいにしない
- 目標達成に意欲的である
- 行動力・向上心がある
- プロセスとアクションが明確にできている
まずは、目標達成できる人の特徴をみていきましょう。
①環境や他人のせいにしない
目標達成できる人は、目標達成における成果や結果を環境や他人のせいにせず、目標達成するかどうかは自分次第と考えています。そのため、達成できなかった場合は原因や行動を振り返り、次につなげることができています。
②目標達成に意欲的である
目標達成のメリットを理解できていれば、意欲的に目標達成に取り組めます。この点は個人の意欲だけでなく、企業側の評価制度が整っているかも関係してくるポイントです。
達成することによるメリットが明確であるほど、意欲的に目標達成に取り組めるようになります。
③行動力・向上心がある
目標達成は企業のためだけでなく、自分自身の成長にもつながるもの。自分の成長や良い結果を求めて行動できる向上心の強い人は、モチベーションを継続して挫折することなく目標達成に取り組めるでしょう。
また、目標達成のために必要なアクションを明確にし、達成状況に応じて改善を図りながら行動できる人も目標達成しやすいといえます。
④プロセスとアクションが明確にできている
目標達成はゴールから逆算し、計画的に進めていくべきものです。行き当たりばったりで取り組んでいる、日々の業務をただこなしているだけでは達成は難しいでしょう。
目標達成に向けたプロセスや必要なアクションが明確になっていれば計画的に進められるだけでなく、うまくいかない場合にどのプロセスやアクションに原因があるのかを探りやすくなります。柔軟に軌道修正できるため、常に目標達成まで最短ルートを歩めるのです。
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できない人の特徴
- 適切な目標が設定できていない
- 行動計画を立てていない
- 目標達成の進捗を把握できていない
あわせて、目標達成できない人の特徴もみていきます。
①適切な目標が設定できていない
そもそも、適切な目標設定ができていないと具体的な計画を立てられず、達成に向けたモチベーションが上がらないなど、達成から遠のいてしまいます。
まずは、SMARTの法則に従って、適切な目標設定ができているかをチェックすることがポイント。一人で立てた目標に自信がない場合は、上司や先輩に相談してみるのもひとつの方法です。
②行動計画を立てていない
具体的な行動計画がないままでは日々の業務に埋もれて、目標も未達のまま評価のタイミングになってしまいかねません。そうならないためには、期限から逆算して具体的なプロセスとアクションを策定することが大切です。
目標を細分化し、必要な行動を明確にしましょう。
③目標達成の進捗を把握できていない
目標達成に向けて動いているものの、未達に終わってしまう場合には進捗が把握できていない可能性があります。ゴールだけを見て動いていても、うまくいかなかった場合に何が原因か、追加でどのような行動が必要かがわかりません。
行動計画をたて、進捗を管理することで自分の立ち位置を把握しながら、計画的に達成に向けて行動できるようになります。
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5.目標達成シートとは?
目標達成シートとは、目標を達成するために必要な要素を洗い出すツールのことで、「マンダラシート」とも呼ばれ、メジャーリーガーの大谷翔平選手が使用していたことで有名です。
中心に最終的に達成したい目標を記載し、その周囲に細分化したアクションやKPIを入れ込みます。目標達成シートに記載した達成のための要素を1つずつクリアしていくことで、中心に記載した目標に近づくイメージです。
基本的な目標達成シートは、縦3マス×横3マスの9マスの表です。縦9マス×横9マスの合計81マスの表に展開するとより多くの要素が抽出でき、効果的な目標達成シートとなります。
大谷翔平選手が使った目標達成シート(マンダラチャート)とは? 作り方
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