研修の企画内容をどのように考えれば良いでしょうか?

研修の対象者によって、考え方や内容は変わってきます。まずは研修企画のために必要な流れを把握しましょう。

一例ですが、企画の流れは次のように進めていきます。

  1. 現状把握
  2. 研修の目的を決める
  3. 対象者を決める
  4. 予算を決める
  5. 日程と場所を確保
  6. 講師を決めて依頼
  7. 参加者への告知
  8. 研修準備・最終チェック

現状の問題をどう改善したいのか、そのためにはどのような改善策があるのかということから企画を進めていきます。

現状を把握し、具体的な企画書を

上記の通り、研修の企画を始めるためにまず必要なものは現状把握です。現在どのような状態で、理想はこうだというものを明確にします。

その理想と現状を近づけるためのツールが研修です。研修を通じて、どのようなスキルを獲得して欲しいのか、どのような問題を解決したいのかを具体的に企画書へ書き出しましょう。

また、誰を対象として行うのかも明確に記入する必要があります。

その他にも講師は誰に依頼するのか、場所や日時の候補日、当日の進行などを企画書へ記入していきます。

時間配分を忘れない

企画を進めるには、明確な時間配分も忘れてはいけません。当日の講習が滞らないよう、この項目は〇分、休憩は〇分、と細かく時間を分配しておきましょう。

講習内容に時間を割り振ることで、講習の時間を想定し、調整することができます。

また、準備に漏れがないよう必要項目を書き出して確認することも大切です。

目的に沿った研修内容で改善やスキルアップにつなげる

研修が企画されたということは、何かを改善したいという目的があるはずです。研修の内容はその目的に沿って決めていく必要があります。

この内容は受講者に必要な情報か、改善やスキルアップにつながるかということを確認しながら組み立ててみてください。