【Q&A】ペーパータワー研修の内容や目的は?

ペーパータワーは「チームビルディング」という考えに基づいた、ビジネスゲームのひとつです。

やり方は、数人でチームを組み、20枚の紙を使ってより高いタワーをつくっていきます。

このゲームには、次のような多くの人材育成効果があります。

  • 仲間と連携して成果を出す達成感
  • チームの一体感、信頼関係の構築
  • チームをまとめる力やマネジメント能力を養う

ペーパータワーforビジネスは経営シミュレーション的な要素がある

チームビルディングは仲間同士で協力し合い、ひとつの目標に向かえる企業をつくるための人材育成理論です。

チームビルディングのゲームは、ペーパータワーの他にも「GOOD & NEW」や「マシュマロチャレンジ」などがあり、それぞれチームを組んで課題に取り組むという内容です。

中でもペーパータワーforビジネスは経営シミュレーション的な要素があるとされています。

ゲーム内で紙を使うことはお金を使うことで、ビルを高くしていくことは売り上げの上昇となるので、会社経営のような感覚が疑似体験できます。

ペーパータワーの詳しい方法

ゲームの詳しい方法についてご説明するので、参考にしてみてください。

条件・必要なもの

  • 1チームは4~6人
  • 必要時間:1~2時間
  • A4用紙、チームに1つのテーブル、プロジェクターを用意

ルール

  • 20枚のA4用紙でタワーをつくる
  • タワーの高さ1cmにつき、10万円の売上げとなる
  • その中からチームメンバーへの給与と税金を支払い、残りのお金で来期に使うA4用紙を購入
  • 4半期に見立てて4回戦行われる
  • 給与の支払い総額が高いチームが勝ち

研修内容に合わせてビジネスゲームを取り入れる

ペーパータワーは場所と時間、A4用紙さえあればできるので、特別な準備なしに手軽にチャレンジできます。

研修は講義やディスカッションなど、固くなりがちなので、本来の個々の能力を発揮しにくい場になりがちです。このようなビジネスゲームを行うことで、緊張がほぐれ、研修への集中力もアップします。

他にも色々なゲームがあるので、研修内容に合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。