研修のレジュメを作る際には、まず研修全体の流れを考え、構成を明確にすることが重要です。
構成が決まらないうちにレジュメを作りはじめると、まとまりのない内容になるのはもちろん、研修の流れが悪くなってしまいます。全体の構成が決まったら、次のポイントを考慮してレジュメを作成します。
- ポイントが明確
- 文章が簡潔
- 適切なフォント
- 余白スぺースを作る
研修の構成を明確にしてからレジュメを作成する
レジュメはあくまでも研修の補助として使う資料なので、研修内容に沿っていることは大前提です。レジュメを作る前に、まずは研修の構成を明確にしましょう。
タイムテーブルを作って、全体の流れを把握します。研修の流れが決まれば、おのずと構成も決まり、あとは細かい内容を肉付けしていけば良いだけです。
ただし、内容が細かくなりすぎると読みにくく、補助資料としてのレジュメの機能が損なわれるので、盛り込むポイントを精査することが大切です。
レジュメの作成において配慮するポイント
レジュメの作成では、次のポイントに配慮すると読みやすい資料になります。
ポイントを明確に
構成の各項でもっとも伝えたいポイントは、タイトルをつけるつもりで短くまとめて記載します。研修の目的が明確になるので、参加者の理解が深まりやすくなります。
文章は簡潔に
長く冗長な文章は内容が頭に入りにくいので、できるだけ簡潔な文章で表現します。すべての内容を盛り込もうとせず、重要なポイントのみに絞って記載しましょう。
フォントを工夫して
フォントの種類や大きさを変えたり、太字や色などの装飾を工夫して、一目でポイントが目に入りやすくします。
メモを取る予約スペースを
細かい内容については、口頭で説明し参加者が自らメモを取れるようにします。参加者の集中力を高め、自らの言葉でメモすることで理解度も深まります。
図や絵を使用する
図解や絵、グラフなど、視覚にうったえる資料も有効です。Webなどで配布されているテンプレート資料を利用しても良いでしょう。
わかりやすい構成で、ポイントのみを簡潔に記載することを意識する
研修用のレジュメには、内容をすべて網羅する必要はありません。全体の構成や流れがわかりやすく、ポイントのみを簡潔に記載することを意識しましょう。
また、あえて余白を設け、参加者が積極的に研修に関わることも理解を促進するのに役立ちます。