活用テクニック

課題

スキル習得状況の経年変化をパッと可視化したい

年に一度、スキル管理施策の一環として定期面談の際に上長が部下のスキルを入力するようにしている。入力した内容はレーダーチャートで表示し変更履歴もとっているが、視覚的に変化が分かりにくい。
過去と比べてどれだけ成長したのかがパッと分かるようにしたい。

施策概要

現在と過去のスキルレーダーチャートを重ねて表示する

最新のレーダーチャートだけを表示していましたが、過去2年分のチャートも表示します。また2年間で伸びたスキルや今後注力すべきスキルが分かりやすいように、最新のチャートには過去のチャートを重ねて表示するようにしています。

  • 過去のスキル情報をレーダーチャートで可視化する
  • 現在と過去のレーダーチャートを重ねて表示する
  • 毎年の更新手順をチェックする

カオナビを使った解決策

過去のスキル情報を可視化する

過去のスキル情報を可視化できるようにシートを作成します。今回は過去2年の変化を見るために「前年スキル」「2年前スキル」のシートを作成。スキルの定義は過去と現在で変わらないので、現在のスキルシートをコピーして作成できます。

変更履歴のCSVデータを加工し「前年スキル」「2年前スキル」のシートにデータを登録します。期間を指定してデータを出力すると、データ加工の手間が削減できます。

データを登録するとレーダーチャートも自動で表示されます。

現在と過去のレーダーチャートを重ねて表示する

最新のレーダーチャートに過去2年分のレーダーチャートを重ねて表示します。

チャートの色を変え、重なったときの変化を分かりやすくします。

毎年の更新手順をチェックする

次年度は現在のスキルシートが「前年スキル」になるので、あらかじめデータ更新手順を確認しておきましょう。

スキル入力の定期面談前に「現在のスキルシート」「前年スキル情報」のCSVファイルをダウンロードしておき、それぞれ「前年スキル情報」「2年前スキル情報」のシートに登録し直します。

「現在のスキルシート」は定期面談で上長が部下のデータを登録します。
上長の入力が完了すると、レーダーチャートも最新に更新されます。

カオナビ設定手順

  1. 『レイアウト設定』でシートを作成する
  2. 『CSV入出力』で過去のスキル情報をアップロードする
  3. 最新のレーダーチャートに過去のレーダーチャートを重ねて表示する
  4. 『アクセス管理』で閲覧権限・編集権限を設定する

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