【ユーザー会@東京】カオナビとSchooの初コラボ企画「社員任せでは育たない?!自発的な学びを促す仕組みと効果測定」
2024年9月13日
お知らせ
タレントマネジメントのノウハウや活きた事例を学び合える場「カオナビキャンパス」。その学びと交流の機会をより多くの皆さまに体験いただくため、全国各地でユーザー会を開催しています。
今回は、発足1周年を迎えた人事担当者の学び合いコミュニティ「&College」を運営する株式会社Schooと初めてのコラボ企画を東京で開催。「自発的な学びを促す仕組みと効果測定」をテーマに、「カオナビ」と「Schoo」それぞれのユーザー同士の意見交換と、ライトニングトークを行いました。
ライトニングトーク
【カオナビ・Schooユーザー】
株式会社スカパー・カスタマーリレーションズ
運用統括部 マネージャー 青木 健二 様
人事戦略部 マネージャー 前田 護 様
同社では、Schooの活用を含めたリスキリング方針を立て、経営層を巻き込んで全社リスキリング施策の発信を行っています。当初は、「人事主導」で進めようとしたことによる従業員の反発が見られました。しかし「現場主導」に切り替えたことで、自発的な学びの共有、学習時間の伸長、Schoo以外のオフライン集合研修の利用希望増加などの成果が表れました。これからも、従業員が自ら学び成長し続ける組織の実現を目指します。
【カオナビユーザー】
汐留社会保険労務士法人
事業統括役員 社会保険労務士 新井 将司 様
同法人では教育研修を行っていましたが、やらされている感・義務感から従業員のモチベーションが低下し、eラーニングを導入しても継続的な受講につながらないことが課題となっていました。そこで、法人としての教育研修の意図を説明する機会をつくり、従業員の興味関心に沿った受講計画を作成して、受講後に学習内容を共有するようにしました。さらにマネージャーは各従業員の受講計画と記録をマネジメントに活用しています。その結果、受講の継続やeラーニングのログイン回数など、行動変容につながっています。
【Schooユーザー】
HRプランニング研究所
代表 深田 浩嗣 様
Schoo講師でもある深田様には、人事コンサルタントの視点から研修効果測定のコツについてお話いただきました。
研修でまず大事なことは、受講直後の理解に基づく短期的なトレーニングゴールと、職場や現場での行動変容に基づく中長期的なパフォーマンスゴールを設定すること。そして、受講者本人が回答する客観的かつ定量的な「測定」だけでなく、第三者が行う主観的かつ定性的な「評価」の基準をあらかじめ決めておくことです。研修受講後しばらく時間をおいて、研修で身に着けたスキル・知識・マインドを業務に活かせているか、行動に移して業績に表れているかを振り返ることが重要です。
能力開発への投資と労働生産性・売上高に相関関係がみられることは、厚生労働省の調査結果に明記されています。研修の費用対効果に関する議論はよく耳にするところですが、研修後の評価やこうした行政の調査結果を根拠にすると、経営陣に対しても説得力のある提案ができそうです。
参加者交流会
第2部は、参加者同士の交流タイム。前半は企業規模の近しいグループ、後半は興味関心に合わせて「学習データの蓄積・活用」「現場を巻き込む運用法」「効果測定」に分かれてディスカッションを行ないました。2社のユーザー同士だからこそ、各システムの運用方法のみならず、人事としての考え方や施策の進め方など幅広い話題で盛り上がりました。
参加者の声
「カオナビキャンパス」とは
「カオナビキャンパス」とは、3,700社以上※の導入実績を持つタレントマネジメントシステム「カオナビ」の活用ノウハウが集約され、タレントマネジメントの始め方から具体的な実践方法までを、人事担当者がオン/オフラインで大学のように学び合える場です。年間100回以上にわたるセミナー・ユーザー会や、時間や場所に縛られずにタレントマネジメントを学べるユーザー専用サイトを運営し、タレントマネジメントの成功を支援しています。
<カオナビキャンパス https://lp-campus.kaonavi.jp/>
株式会社カオナビについて
当社は、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性やスキルを理解することで、キャリアの自律や多様な働き方ができる社会を目指しています。
利用企業数3,700社以上※のタレントマネジメントシステム「カオナビ」をはじめ、労務管理システム「ロウムメイト」や予実管理システム「ヨジツティクス」を提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。
※ 2024年6月末時点
<会社HP : https://corp.kaonavi.jp/>- 所在地東京都渋谷区渋谷2丁目 24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
- 設立2008年5月27日
- 代表者代表取締役社長 Co-CEO 佐藤 寛之
代表取締役 Co-CEO 柳橋 仁機 - 事業内容タレントマネジメントシステム「カオナビ」、労務管理システム「ロウムメイト」、
予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート