カオナビが提供する「人的資本データnavi β版」で上場企業3,000社のデータが閲覧可能に
2024年6月4日
プレスリリース
株式会社カオナビ(本社:東京渋谷区、代表取締役社長 Co-CEO:佐藤 寛之、以下:当社)が提供する「人的資本データnavi β版」は、637社のデータを2024年6月4日(火)に追加します。対象になるのは、2023年4月期~9月期決算の上場企業のうち、2024年1月31日までに開示した有価証券報告書です。これにより、本サービスで上場企業の約75%に当たる約3,000社の人的資本に関連する開示情報が、検索できるようになります。
「人的資本データnavi」 https://hc-datanavi.kaonavi.jp/
義務化2年目以降に求められる、”質と量”
上場企業各社にとって人的資本情報の開示「元年」となった2023年は、女性管理職比率や男性の育児休業取得率、男女間賃金格差など、義務化の対象項目のみを開示する企業が多くありました。しかし今後は、義務の範囲に留まらない戦略的な情報開示が求められます。また、自社の優位性を示すことは、投資家や株主、採用候補者などのステークホルダーに対する効果的なアピールにもつながるため、意識的に取り組む企業の増加が想定されます。
本サービスでは、各社の開示内容や業界平均などが確認できます。自社の数値と比較することで、課題や強みを見つけることが可能です。提供開始より25,000以上ものアクセスをいただいており、関心の高さが伺えます。
「人的資本データnavi β版」概要
本サービスは、上場企業2,966社の人的資本に関連する開示情報を収集し、一覧化しています。各社が開示している女性管理職比率や男性の育児休業取得率、男女間賃金格差などの平均値を算出するほか、結果を棒グラフで表示します。その上で、従業員数別・業種別・エリア別などをかけ合わせ、絞り込みや指定項目の並び替えができるため、同業種など自社に近い条件の企業の傾向を確認することが可能です。
なお、より多くの企業が自社の強みや課題を洗い出し、さらなる強化や改善に繋げていただくことを目的に、タレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入いただいている企業・団体のみならず、全ての方に提供しています。
なお、以下のデータを元にしています。
・ 2023年3月末決算の上場企業のうち、2023年7月31日までに開示した2,329社の有価証券報告書
・ 2023年4月期~9月期決算の上場企業のうち、2024年1月31日までに開示した637社の有価証券報告書
・項目:
役職者の女性比率(管理職に占める女性労働者の割合、役員比率)、育児休業取得率(全体・男性・女性)、男女の賃金の差異(全体・正規雇用・非正規雇用)、平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与、従業員1人あたりの平均研修時間、従業員1人あたりの平均研修費
・絞り込み項目:
従業員数、業種、市場区分、本店所在地
また、上図のようにデータの算出元になっている企業が一覧で表示されます。企業ごとに開示情報の詳細を見たい場合は、有価証券報告書をPDFで確認できるため、開示内容の確認や改善施策の参考にしていただけます。
「人的資本データnavi」 https://hc-datanavi.kaonavi.jp/
株式会社カオナビについて
株式会社カオナビは、社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステム「カオナビ」を提供しています。企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報を可視化することで、最適な人材配置や抜擢といった戦略的なタレントマネジメントの実現を支援しております。現在では3,600社※1を超える企業・団体にご利用いただき、8年連続国内No.1シェア※2を獲得しています。
タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性や才能を理解することで、個人のキャリア形成や働き方が多様化される社会の実現を目指してまいります。
※1 2024年3月末時点
※2 出典 ITR「ITR Market View:人材管理市場2023」人材管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2022年度予測)、SaaS型人材管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2022年度予測)
- 所在地東京都渋谷区渋谷2丁目 24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
- 設立2008年5月27日
- 代表者代表取締役社長 Co-CEO 佐藤 寛之
代表取締役 Co-CEO 柳橋 仁機 - 事業内容タレントマネジメントシステム「カオナビ」の開発・販売・サポート
- 会社HP