クラウド人材管理システムのカオナビ、Slackと連携開始
第一弾として人事評価やアンケートなどカオナビからSlackへの通知が可能に
2019年6月18日
プレスリリース
株式会社カオナビ(本社:東京都港区、代表取締役社長:CEO 柳橋 仁機、以下「当社」)は、Slack Japan株式会社(本社:東京都千代田区、カントリー・マネジャー:佐々木聖治、以下:Slack)の提供するビジネスコラボレーションハブ『Slack』との連携を開始したことをお知らせします。
これにより、人事評価やアンケートをはじめとした、『カオナビ』からのさまざまな通知を、指定の『Slack』のチャンネルで受信できるようになり、よりリアルタイム性が高く、効率的な人事業務の管理・運用を実現します。
『カオナビ』と『Slack』の連携内容
従業員向けアンケートの通知が可能
今回の連携により『カオナビ』が提供するアンケート機能『VOICE NOTE』を利用すると、これまでのメール通知に加え、従業員が日常のコミュニケーションに利用している『Slack』にも通知が可能となります。これによりアンケートの主催者は回答入力のリマインドの工数削減、スケジュールの順守により、業務負担の軽減や効率化につながります。また、アンケート回答者も『Slack』から回答画面に遷移でき、いつでもどこからでもスムーズに回答を入力できるようになります。
人事評価における入力ステータスに応じて、評価関係者に通知
『カオナビ』のMBOやOKR、360度評価といったあらゆる評価制度に対応可能な評価ワークフロー機能『SMART REVIEW』においても、『Slack』との連携により人事担当者、評価者、被評価者間のコミュニケーションの効率化を実現します。
人事評価の過程においては、一定期間に目標、評価、承認を行う必要があります。関係者からも不明点の問い合わせが多く、ミスの修正依頼なども発生するため、関係者間のコミュニケーションの効率化が課題となっています。今回の連携により、『カオナビ』上の『SMART REVIEW』の入力ステータスに応じて、対象者に『Slack』上で作業のリマインドや入力内容の差し戻し通知を送ることが可能となります。
<『Slack』上に通知される内容について>
今回の連携により、『Slack』上で確認できるようになった『カオナビ』からの通知は以下の通りです。
- ●アンケートの回答依頼通知
- ●『カオナビ』上での人事評価対象者へのステータス通知
連携の背景
『Slack』連携は、お客様との会話の中から実現
当社では『カオナビのWA』という概念の元、ユーザーイベントやオンラインフォーラムなど、お客様との対話や交流の場を定期的に開催しています。今回の『Slack』との連携は、『カオナビのWA』に参加されたお客様より「『カオナビ』の評価運用が『Slack』上でできたらいいのに…」とお話しをいただいたことがきっかけとなりました。その要望が、カスタマーサクセス部門からプロダクト部門に共有され、『Slack』との連携によるメリットや機能などを企画し、今回の連携が実現しました。
今後の連携について
今後は、実装予定のパルスサーベイ(コンディション調査)などの回答を『Slack』から直接入力できるようにし、コミュニケーションの機会と場を提供することで、全般的に従業員エンゲージメントを高める取り組みを実現していきます。また、『Slack』のスラッシュコマンドを活用した従業員データの参照や、内線番号、座席表検索を可能にし、スピーディな業務遂行による、効率化を目指します。
- ●パルスサーベイやアンケートの回答入力
- ●従業員データの登録・編集
- ●従業員データの参照(座席表や内線番号・連絡先など)
- ●スキル・資格や趣味などの更新データ通知
Slackについて
『Slack』は、チームの生産性の最大化を支援し、組織をまたいだオープンでスピーディなコミュニケーションを可能にするビジネスコラボレーションハブです。フォーチュン100企業からスタートアップまで世界中の様々な企業において、より優れた働き方を実現するために活用されています。『Slack』を開発するSlack Technologies, Incは「みなさんのビジネスライフを、よりシンプルに・より快適に・より有意義に」というミッションのもと、サンフランシスコ本社と世界9都市のオフィスを拠点にサービスを展開しています。
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