ユーザー会レポート

本田技研工業株式会社様が実践!部門に合わせた「スキルマップの策定と運用」

2025年3月26日

マナベル

ユーザー会

こんにちは!カオナビ カスタマーサクセスグループ ユーザー会担当です。

2024年12月4日(水)、本田技研工業様をお招きし、ユーザー会「マナベル」を開催。部門に合わせたスキルマップの策定と運用についてお話いただきました。

今回、ご参加できなかった皆さまに向けて当日の様子をまとめましたので、ぜひご一読ください!

※掲載内容はすべてユーザー会当日時点の情報です。

「マナベル」とは?

「マナベル」はカオナビを使いこなしているユーザーさまをお招きし、実践例を直接お話いただくセミナーです。さまざまな業種のユーザーさまにご登壇いただいており、「カオナビ導入の経緯」「カオナビを使ってできたこと」「ぶつかった壁とその乗り越え方」など、赤裸々なトークが必見です。
カオナビではそのほかにも、導入目的別の使い方を解説するセミナーや、ユーザーさま同士で活用方法をディスカッションし合う交流イベントも開催。今後、開催予定のセミナーは、以下をチェックしてみてください!

>>今後の開催予定のセミナーを確認する
https://lp-campus.kaonavi.jp/seminar/

ご登壇者紹介

山﨑 一明 様

本田技研工業株式会社
品質改革本部 認証法規部 事業管理課 エキスパートエンジニア

大学卒業後、本田技研工業株式会社に入社。四輪生産工場、四輪販売店実習を経て認定技術部に配属され、四輪の車両安全試験等を約10年担当。北米駐在3年半で四輪二輪汎用製品に関わる当局対応を担当後、青山本社で品質監理業務を5年、北米再駐在5年、品質改革センター栃木へ帰任し、品質保証部門、サービス部門、認証法規部門の管理課長を経験。人材情報の見える化・一元管理・管理工数削減として2020年にカオナビを部門で導入し運用開始、2022年のカオナビ全社導入に寄与し、部門の人事管理・人材育成担当として現在に至る。

滝田 倫 様

本田技研工業株式会社
品質改革本部 認証法規部 事業管理課 ゲストエンジニア
山王テック株式会社 技術支援2部 支援3課

2022年4月にゲストエンジニアとして認証法規部 事業管理課に配属。
社内DX活動の中で新規システム導入やアプリケーション開発を行い、属人的業務の効率化支援を行う。また、配属時から運用しているカオナビの運用チームとして、データ投入支援ツール作成、スマートレビュー・アビリティマネージャーを活用したスキル評価システムの導入に取り組んでいる。

部門に合わせた3つのスキルマップの運用で、自己理解の促進と部門における人員の最適化を目指す

第1部では本田技研工業の山﨑様・滝田様より、認証法規部における「スキルマップの策定と運用」施策についてお話いただきました。

本田技研工業の認証法規部様では、散在する人材情報の一元管理と、自立型人材を継続的に創出できる環境整備を目的に、「カオナビ」を導入いただきました。

資格や評価と連動した明確な人材基準の運用を目指す同社は、全社で職種専門性ごとにスキル定義を用意していました。しかしこの定義では、各部門における技能・能力を測ることが難しいため、品質技術領域の各部門における専門性に特化した3種類のスキルマップ(作業遂行力スキルシート、業務推進力スキルシート、マネジメントスキルシート)を作成しました。

「カオナビ」導入後はスキル評価のフローも作成し、部内トライアルを開始。アビリティマネージャーで部内全社員を対象とする作業遂行力スキルシートと業務推進力スキルシートを運用し、スマートレビューで役職候補社員を対象とするマネジメントスキルシートの運用を検討しています。

今後は、収集したスキル情報を活用し、本人評価のタイミングをスキルの自己管理の機会として使ってもらいながら、異動やプロジェクトへの参加により社員を成長させたり、各項目のレベル別人数を予算計画に活用したりすることを展望しています。

当日の講演内容や資料はカオナビキャンパスオンラインよりご確認いただけます。
是非ご視聴ください。

▼アーカイブ動画・ご登壇資料はこちら
https://www.kaonavi-campus.jp/s/details/manaberu-20241204-MCFHG3BR3TLBHOPIZPKDIY7JHBZM
※閲覧にはアカウントの発行が必要です。

スキルマップどう作った?気になる悩みを他社に相談!

第2部は、参加者同士の交流タイム。「カオナビ」の活用方法はもちろんのこと、運用の工夫や現状の課題など、ユーザーのみなさま同士だからこそ共感できる話題で盛り上がりました。前半は企業規模が近いユーザー同士、後半はカオナビご導入年数が近いユーザー同士でグループに分かれて実施しました。

<今回話題に上がっていた内容>
・スキルマップの作成について
・研修などの人材育成施策について
・データのメンテナンスについて

参加者の声

具体的な活用事例や、導入までの経緯、時系列などをお話いただき、自社で取り組む上でのイメージができました。

現在スキルシートの運用を開始しようとしているが、そのためのロードマップやカオナビの利用などさまざまなヒントを得ることができた。

アビリティマネージャーを利用し始めたばかりだったのでとても勉強になりました。ひとつのイベントで何もかもやろうとせず、目的や部門でイベントを分割して検討することも必要だと思いました。スマートレビューとの使い分けも検討したいと思いました。

どの機能を使って実現するか、躓いた点など、具体的に聞けた事がよかったです。

具体的な導入から運用までのステップ(現場の声を聴く、切り分けるところは切り分けるなど)をおうかがい出来てとても良かったです。

ユーザー会を終えて

今回は30名の関東エリアのユーザーさまにご参加いただきました。
スキルマップの作成から社員にスキルを入力してもらうにあたっての周知についてなど質疑や交流会ではさまざまな話題が各所で飛び交いました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

カオナビのユーザー会では機能の使い方に限らず、さまざまなテーマを取り扱っていく予定です。「カオナビに集めたデータを採用や経営に活かす方法が知りたい!」「いま取り組もうとしている○○の人事施策について相談」など、ぜひお気軽にご意見をお寄せくださいませ!

また、カスタマーサクセスチームでは、X(旧Twitter)も運営中。セミナー情報や便利な活用テクニックなどを定期的につぶやいていますので、チェックしていただけると嬉しいです!

それでは、今後もカオナビをどうぞよろしくお願いいたします!


今回のセミナー動画や資料はカオナビキャンパスオンラインでご確認いただけます。
https://www.kaonavi-campus.jp/s/details/manaberu-20241204-MCFHG3BR3TLBHOPIZPKDIY7JHBZM
※閲覧にはアカウントの発行が必要です。


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