課題
- 人事情報は社長や管理本部など一部の社員しかアクセスできなかった
- 人事情報を社員間のコミュニケーションに活かせていなかった
活用法
- プロファイルブックで社員のプロフィールや研修履歴を社内に共有
- コミュニケーション促進のために社員のカジュアル情報も掲載
効果
- 人事情報に関する問い合わせは「カオナビを見て」で解決するように
- 人事情報が蓄積されていくことで人事プラットフォームとして活躍
鋼材加工機の専門メーカーである大東精機は、ただ機械を作って売るだけではなく、ソリューションも含めたサービスを提供。2022年度からは新たな人事制度の運用を開始し、カオナビを活用しています。「情報は共有してなんぼ」と語る同社のカオナビ活用状況や今後の展望について、管理本部 人事課 グループリーダー 杉本直也様にお話を伺いました。
適切な範囲で誰もがアクセスできる情報プラットフォームを目指して
カオナビ導入以前は、人事情報といいますと、社長や管理本部の一部の社員しかアクセスできない情報であるという認識が社内では一般的でした。
ただ、人事情報と一言で言っても、クローズドにしておいた方がいいような秘匿性の高い情報だったり、社員間でコミュニケーションのために共有した方がいいようなライトなプロフィール情報だったりと、さまざまな種類があります。
そうした人事情報を他の経営幹部や一般の社員が気軽にアクセスでき、適切な範囲で閲覧ができる状況を目指したのが、カオナビ導入のきっかけです。
「情報は共有してなんぼ」のスタンスで人事情報を積極活用
主にプロファイルブックを使って情報共有をしています。当社では「情報は共有してなんぼ」というスタンスに立っていますので、社員のプロフィール情報や研修の受講履歴はもちろん共有しつつ、例えば趣味の情報であったり、海外渡航経験であったりといった、どちらかというとカジュアルな情報も載せるようにしています。
こうした情報を載せることで、社内のコミュニケーションが活性化したという実感を持っています。また、年に一回の社長面談の際には、プロファイルブック上の情報を社長に事前に共有しておくことで、効率的かつ効果的な面談を実現しています。
情報を積極的に共有することで、社員同士のコミュニケーションだけでなく、社員と経営幹部とのコミュニケーションにもつながると感じています。
“自主的に”カオナビで情報を確認する文化が根付き始めた
新入社員が入社した際に、充実したプロフィール情報を社内に共有できるようになり、情報共有の面で手間の削減に貢献してくれていると感じます。
これまでは社員から情報のありかを聞かれた際に、管理本部で都度回答するフローが発生していました。ですが、今であればカオナビをご確認くださいの一言を伝えるだけ、あるいは社員の方から自主的にカオナビを確認する文化ができつつあります。
そのほかにも、研修履歴や個人のスキルなどを、どんどん蓄積していけるプラットフォームとしても活躍してくれています。
独自の評価制度をカオナビで運用。さらに上の人事プラットフォームへ
2022年度からは当社独自の評価制度を、スマートレビューの活用によりカオナビ上で運用開始しました。今後さらにブラッシュアップしていきたいと考えています。
そうすることによって、人事情報のプラットフォームとしての精度を今以上に高めていきたいと思っています。
- 設立:
- 1959年3月12日
- 社員数:
- 190名
- 業種:
- 製造メーカー