首都圏のベッドタウンを中心に鍼灸院・整骨院(接骨院)のチェーン展開を行っている株式会社ほねごり。数多くの骨盤矯正の実績があり、産後の骨盤矯正、不妊治療で多くのお客様に支持されてきました。『柔道整復師』の国家資格を持つ経験豊富なスタッフがお客様の痛みを原因から解明し、丁寧で適切な施術で改善していくとのことです。
人生の節目に大きな怪我をしてきたことを転機に整骨院(接骨院)を開業した株式会社ほねごり代表取締役社長・阿部様に、カオナビを導入した背景についてお話を伺いました。
――最初に現在の会社の規模と社員数についてお聞かせください。
現在の社員数は、約170名で、毎月10名程度で増え続けています。10名のうち、先生が5名、残りの5名が受付などのパートさんになります。整骨院は地域密着ビジネスのため首都圏のベッドタウンを中心に現在11店舗を展開しています。今は2か月に1店舗のペースで出店し、今後はさらに出店スピードを加速できればと考えています。
――それでは、カオナビ導入をご検討いただいた課題といいますと。
我々のビジネスは労働集約型モデルなので、人材こそがすべてです。だからこそ、働いている社員をいかに大切にするかが大事であり「社員が何を思っているのか、何を目指していくか」をきちんと把握していくことが重要だと思っています。
また、先生の持っている施術のスキルも様々です。例えば、交通事故の保険の知識は一見施術とは無関係ですが、交通事故に遭われたお客様に保険内でできる施術・できない施術を適格に説明するためには必要不可欠なものです。これらのスキル・知識を先生方が個人個人でどの程度持っているのかの把握が徐々に難しくなってきました。また、研修も社内・社外で行っており誰がどの研修を受けてきたかの情報も散乱していました。
目標設定から振り返りに至るPDCAを回せて、スキル・知識・経験といった属人的な情報もうまく管理できるツールはないのかと探していたら、カオナビに出会いました。
――なるほど、人材の見える化とともに評価・育成の観点でご利用いただけていると。
はい。今、人事評価制度も社内で作り込んでいて、それをベースに賞与なども体系的に作り込みたいと思っています。弊社の理念に沿ったものが出来上がり、人材情報を一括管理できたら、次のステージにいけるなと考えております。
――ありがとうございます。では今後カオナビをどう使っていきたいとお考えですか。
先ほども申しましたが、社員をいかに大切にするかが大事だと思っています。社員の目標や夢を社長が知っている、見えるってすごく大事なので。そういうのも知らずに自分の事業計画だけでスタートしたところで、やっぱり絵に描いた餅なんですね。
いかに個人のやりたいことと、会社が目指してるビジョンとをマッチングさせることができるか。完璧にマッチングさせることは難しいと思うのですが、できる限り最善のものを作っていきたい。特に先生方の中には独立志向の強い方もいらっしゃいます。そのため、会社にかかわることと自分の夢の実現とが重なる点を見出していくことが重要だと思っています。
そのために、社員の情報をきちんと見える化し、目標設定・振り返りといった人材育成の観点からPDCAを回していきたいんですね。
我々の「学びから世界中の人々を健康に幸せに」という理念をもって、ゆくゆくは総合病院、健康教育産業のプラットホームを構築したいと考えています。
――御社の想いに応えられるようにこれからも頑張っていきます。本日はありがとうございました!
- 設立
- 2014年7月
- 従業員数
- 150名(2016年12月時点)
- 事業内容
- 鍼灸整骨院事業